【絵描きさん必見!】クリスタを月額無料で使う方法【株主優待】

CLIP_STUDIO_PAINT


iPadを使ってよく絵を描きます。

イラストアプリは沢山ありますがやっぱりCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)が最強です。

そんなクリスタが株主優待になりました。

アートスパークHDという会社の株を保有すると株主優待でクリスタの使用権が貰えます。

とってもお得感があるので一口買いました。

 

 

アートスパークHDの株主優待でクリスタの使用権が貰えます。

アートスパークHDはクリスタを提供する株式会社セルシスの親会社です。クリスタの他にも車載ソフトなども扱う会社です。(銘柄コード:3663/東証二部)

このアートスパークHDの株主には、株主優待としてクリスタのアクティベーションコード(使用権)が貰えます。

 

www.artspark.co.jp

 

株主優待の内容

下記はアートスパークHDの公式サイトからの抜粋です。

株主優待内容》

子会社である株式会社セルシスのイラスト・マンガ・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」のすべての機能を搭載し、Windows / macOS / iPad / iPhone / Galaxy / Android / Chromebook の中から、いずれか1台で使用できる「CLIP STUDIO PAINT EX 1デバイス 6か月版」のアクティベーションコードが記載されたカード。

(アートスパークHDのHPより)

 

上位グレードのCLIP STUDIO PAINT EX

クリスタは機能が限定された廉価グレードのPROとフル機能の上位グレードEXがあるのですが、株主優待で貰えるのは上位グレードのEXの方です。

廉価版の方が「PRO」って間違えそう
…わたしだけかな

 

株主優待は100株以上保有のみ

株主優待はこの1種類だけです。

200株や1000株持っていても優待の内容は変わりません。

また優待は一人一件です。個人に紐づきます。

たとえば2つの証券会社に100株ずつわけて、合計200株持っていたとしても、貰える優待は一件だけです。

 

1デバイスプランとは

クリスタはPCやスマホタブレットなど様々なデバイス(機材)に対応しています。

1デバイスプランはそういった機材を限定せず、Windows / macOS / iPad / iPhone / Galaxy / Android / Chromebookの中からどれか一つ選んで月額利用するプランです。

ちなみに私はiPadでクリスタを使います。

iPad向けには月額利用プランしかありませんが、PC版は月額課金ではない買い切り版のソフトが存在します。(Windows or macのみ)

買い切り版は安いので、もし自分が使いたい環境がPCのみなら優待よりも買い切り版ソフトを買ったほうが良いかもしれません。

 

6か月分のアクティベーションコード

「CLIP STUDIO」の中で設定を行います。アクティベーションコードを契約プランに入力すると利用期間が6か月延長される仕組みです。

現在クリスタを使っているなら引き継げますが、そのまま引き継げるのは優待と同じ「CLIP STUDIO PAINT EX 1デバイスプラン」のみです。

PRO版や複数デバイスプランはそのまま引き継ぐことが出来ないそうです。(アートスパークHDに問い合わせて確認しました。)

もし違うプランから引き継ぐなら、一旦プラン変更するなどの処理が必要です。

株主優待は6か月ごとに新しいものが届きますので、実質は株を持っている限りずっと貰えます。

株を買うのにいくらかかる?

この記事を書いている2021年10月21日現在、アートスパークHDの株価は1174円です。

yahoo.co.jpより

finance.yahoo.co.jp

最低投資額は1174円×100株で117,400円ですね。

クリスタEXの1デバイスプランが年額7,800円なので

7,800円÷117,400円で、優待利回り6.64%です。(一年分なので優待を2回貰う計算)

普通に月額プランを契約すると時間とともに確実に利用料が発生しますが、株は売ったらお金に戻せるし、ひょっとしたら高く売れるかもしれません。

どうせクリスタを使うなら株主優待で貰った方がお得だと思う!たぶん!

下に詳しく書きますが、「権利付最終日」までに株を持っていれば優待の対象になります。

今の株価が高いと思ったらすぐに買わずに安くなるまで待っても良いですね。

 

権利確定日と権利付最終日

毎年6月末と12月末が株主優待の権利確定日です。株主優待は権利確定日時点で株主名簿に記載されている人が対象です。

権利確定日に株主名簿に記載されるためには「権利付最終日」に株を保有していなければいけません。権利付最終日は権利確定日の2営業日前です。

権利確定日当日に買っても優待の対象にはなりません。

以下はアートスパークHDのHPからの抜粋です。

≪優待を受けるための権利確定について≫

権利確定日に株主名簿に記録されるためには、株式市場の休日を除く、権利確定日から起算して2営業日前の権利付き最終日までに、株式を保有していただく必要があります。

f:id:nzmix:20211019235603p:plain

(アートスパークHDのHPより)

6月または12月の権利日確定日の約3か月後である9月または翌年3月頃に株主優待が発送されます。

 

権利付最終日だけ保有すれば優待のタダ取りが可能

権利付最終日以外の日は株を持っていても、持ってなくても優待には全く関係ありません。

極端な話、半年に1日だけ、権利付最終日のみ株を保有して優待を抜き取ることは可能です。

次の権利付最終日まで半年空くので、その間はお金を他のことに使えますね。

ただし同じことを考える人も多いので、権利付最終日直前は株が買われて株価が上昇やすく、権利落ち直後は株が売られて株価が下落しやすい傾向にあります。

うまく立ち回らないと優待をタダ取りするつもりが、優待分以上に損切りになった、、

なんてことにもなりかねないので、そこはご注意です。

 

権利落ち直後は株が安く買える

私は逆の発想で、株価が安くなった権利落ち直後に株を買いました。

安く拾っているので、現在2万円ほど含み益が出てます。

株売ったら利益で2年くらいクリスタが使えるよー

予想以上に株価があがれば、一旦利益確定するのもアリです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。でわでわ。

iDeCoの商品選びは一択!S&P500インデックス投信だけで運用して良い理由

sandp500

iDeCo(イデコ)をはじめました。

iDeCoで運用する商品選びは結構悩みますよね。

私は外国株式であるS&P500インデックス投信に100%全振りすることにしました。

外国株式100%のポートフォリオなんて普通に考えたらとてもハイリスクです 笑

でもS&P500のみ。その理由を書いてみたいとおもいます。

S&P500インデックス投信はどんな商品?

S&P500とは

ニューヨーク証券取引所NYSE MKT、NASDAQに上場している企業の中から代表的な500社を選出し、その銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数である。 なお、社数は500社だが、1つの企業の銘柄で議決権の有無などによる複数のクラスがある場合は、銘柄数が500より多くなる場合がある。

ウィキペディアより)

 

そしてインデックスというのは指数の動きをそのまま追いかけるように設定された投資商品です。チャートの形そのままです。

指数が上がれば投信の価格も上がるし、指数が下がれば価格も下がります。無理に収益を狙うこともなくひたすら指数のチャートの形をトレースします。

 

S&P500インデックス投資信託は
アメリカの主要企業の株価市場の動きをそのまま追いかけた投資信託です。

 

高リターン

最近の10年ほどアメリカ株式市場はとても好調で、S&P500インデックスも強い動きを見せています。

例としてSBI証券iDeCo対象セレクト商品36本の中で比較してみます。

S&P500インデックス投信はあたる商品は

eMAXIS Slim米国株(S&P500)という商品です。

 

直近の3年で見たリターンは15.45%と36本の商品の中でトップです。

SBI証券HPより)

1年や半年の短い期間だと、他の投信に負けてしまうこともありますが長期間で慣らすとS&P500インデックスは安定して右肩上がりです。

 

下の表はS&P500を構成する銘柄のうち上位10社です。

 

モーニングスターより)

アップル、アマゾン、マイクロソフトフェイスブックアメリカを代表する巨大IT企業がズラリと並びます。

5位と6位のアルファベットというのはGoogleのことです。会社の都合で二本に分けて上場しています。二社分あるので、実質はもっと上です。


いわゆるGAFAMが強烈に幅を利かせてます。

 

7位の電気自動車のテスラ、9位の半導体のエヌヴィディアもITとの関連がとても強いです。

アメリカはIT大国なんですね。

 

低コスト

S&P500インデックス投信はコストが安いです。

信託報酬の安さは36本中トップです。

SBI証券HPより)

投資においてコストの安さはとっても重要です。

もともと値下がりのリスクを負っているので、確定で利益を削る信託報酬には十分気をつけた方がよいです。

そんな中、0.1%を切る格安の信託報酬は魅力です。

 

 

分散効果が高い

S&P500はあらゆる業種の銘柄で構成されています。

情報技術の他にも、ヘルスケア、金融、一般消費財、生活必需品、公益事業、不動産、エネルギーなどなど、、

ウォルトディズニーやコカコーラなど有名企業も多数含まれています。

 

S&P500は時価総額の大きさで銘柄が選定されます

時価総額とは株価×株式数で算出される企業の規模で、世界規模で展開する巨大企業が多く選定されています。

様々な業種の大手企業が500社くらいあるので分散効果は大きいですね。

また株価が低迷して時価総額が小さくなってしまった銘柄はS&P500から外され、別の銘柄と入れ替えられます。

S&P500はもともと下がりにくい計算方法で成り立っている指数なんです。

 

米国市場だけに集中して良いの?

 

米国市場になにかあったときのために他の国にも広く分散した方が良さそうに思いますよね、、

 

実のところ米国株の時価総額は世界の株式市場の約6割を占めています。

そしてS&P500を構成する銘柄の時価総額は米国市場全体の約8割を占めます。

0.6×0.8=0.48

つまりS&P500の構成銘柄だけで世界中の株式市場の半分近くを占めています。

アメリカはとってもビッグです。米国市場になにかあったら、どちらにしろ世界中の市場に影響します。世界同時株安になる可能性が高いです。

逆説的な発想ですが、米国以外の国の株式市場に広く分散したところでリスクヘッジの効果は薄いと思います。

それならいっそ成長力が高くコストの安いS&P500インデックスに集中すべきかと考えるわけです。

 

iDeCoならではメリットや注意点

この記事は普通の長期投資ではなく、あくまでiDeCoでの運用について書いています。

ここでiDeCoならでは特徴をおさらいします。

 

iDeCoは運用資金に上限がある。

iDecoは年間の拠出額に上限があります。

ご自身の立場で金額は少し変わりますが、たとえば私の場合は月々23000円が上限です。数カ月や一年まとめて払ったりはできますが、23000×12ヶ月で年間276000円が上限です。

 

iDeCoは60歳まで換金できない。

老後の資産形成が目的なので最短でも60歳まで換金できません。途中で資金の拠出を停止したり運用商品を変更したりすることはできますが、現金として引き出せるのは60歳以降です。

65歳や70歳など後ろに倒すことはできます。

各個人の年齢で運用期間が決まるというのが、iDeCo特有のルールです。

 

機会の分散

年間の拠出金に上限があるので、何百万も一気に投資することはできません。

結果的に機会の分散になります。

月々払う金額は同じでも株価が下がれば投信を沢山買うし、株価が上がれば少ししか買いません。

買値の単価を抑える効果があり、極端な高値掴みは避けられます。ドルコスト平均法って言います。)

ただし株価が高くても少しは買ってしまうので、めちゃくちゃ安く仕込めるわけではないです。

この辺りも通常の株式投資とは少し異なります。

 

低リスク資産を混ぜるとリターンが少なくなる。

よくiDeCoポートフォリオに債券などの低リスク資産を組み入れることが推奨されますが、私は運用初期は債券はいらないと思います。

株価が10%下がったら代わりに債券が10%上がる、ということはありません。

債券は値動きの上下が少なく下落を緩和する効果はありますが、その分値上がりも期待できません。

それならiDeCoと関係なく別で貯金をすれば良いと思うのです。

わずかしかない運用枠ですので、できるだけ無駄なくリターンを狙いたいです。

長い運用期間のある若いうちは100%株式での運用でOKだと思います。

 

60歳直前の数年はポートフォリオを見直す。

株価は上下します。長期的には右肩上がりの米国市場も例外ではありません。

2000年代のITバブル崩壊、2009年のリーマンショック、最近では2020年2月に新型コロナウィルスの拡大で株価が大きく下落しました。

おおよそ10年に一度くらいのスパンで世界中を巻き込むような株式市場の大混乱が起きます。

幸いコロナショックは数カ月で持ち直しましたが、長いと数年株価が低迷するような局面もあります。(頻度は少ないです)

 

市場の経済状態の良し悪しと関係なく自分は60歳になりますよね 笑

手仕舞い直前の60歳前の数年間だけは要注意です。

自分が60歳なったときに
市場が大暴落してたらエラいことになります。。。

特に外国株は為替の影響を受けます。株安と円高はセットで起きることが多いので、株安円高のダブルパンチを食らいます。

iDeCoは途中で運用商品の変更が可能です。

将来50代に差し掛かるころには、段階的に株式の比率を下げて債権や預金などの低リスク商品の比率を増やすつもりです。

 

iDeCoで運用できるS&P500インデックス投信

最後にiDeCoで運用できるS&P500インデックスの具体的な商品を紹介します。

主要ネット証券で扱うS&P500インデックス投信は以下の通りです。

 

SBI証券

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

松井証券

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

マネックス証券

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。でわでわ。